北京オリンピックの柔道の部が全日程を終了しました。金メダルは4つ。銀メダル1つ、銅メダル2つ。特に男子は、2つしか取れませんでした。最終日の女子の塚田選手も、あと少しで、金メダルというところで、逆転の1本負けをしてしまい、本当に残念でした。
全体的に、緊張と、勝利へのプレッシャーなのか、今回の日本人選手は、なかなか技が出ず、特に男子はふがいなかったですね。日本の柔道は、本日の石井選手のように、前へ前へ、動きながら技を掛けないと勝てはしない。近代柔道は、ある程度、作戦を練って、「指導」の反則をいかにもらわないようにするか、自分が有利に試合を進めるかが、決め手となります。本当に、国際ルールでの試合は、日本国内での試合とはまったく違うものです。ましてオリンピックの大舞台。緊張するのはよく分かりますが、やはり、相手より先に技を掛けないと、すぐ「指導」の反則を取られて、結果敗戦してしまうパターンが多く見受けられました。
確かに、日本柔道の真髄である「1本勝ち」は見ごたえがあり、すばらしいものですが、1本を取るためには、まず技を掛けないと取れません。まして、1発で投げることなど、よほど力の差がないと不可能です。そのためには、足技で崩して、小さな技をつないで決め技に持っていくわけなので、やはり相手より先に技を掛けないことには1本勝などありえないと思うのですが?
実際、女子の塚田選手の試合を見ていて、残り1分、かなりいらいらしてました。やっぱり攻撃は最大の防御ですね。攻めていればあの背負い投げも食らわなかったかも???
来月、また自分の試合がありますので、「先手必勝」をめざし、頑張りたいですね。昨日、今日は次男の学校に稽古に行って来ました。お盆も何もない、稽古あるのみ!!!!
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