2017年12月13日水曜日

菱田肇先生 御逝去

12月9日土曜日午後六時に、元奈良大附属高校柔道部監督の菱田肇先生が亡くなられました。74歳でした。

今年の春には、近畿高段者大会にも出場されていた様で、まだまだ現役バリバリの先生でした。が、その後、胃癌が発覚し、手術をされ、胃のほとんどを摘出されました。同級生の話では、その後、みるみる痩せ細っていったようです。先月には、指導者の更新講習を受けておられたので、まだまだ、大丈夫かな?と思っていたそうです。

が、先日急に体調が悪くなり、そのまま帰らぬ人となってしまいました。やはり、無理をされていたようで、周りの人には気遣いをさせまいと、弱気な態度を見せずにおられたようです。

先生の長男の最後のあいさつで、「何事も、まじめに一生懸命やれ!」と先生の最後の言葉を聞いたとき、本当に先生の生きざまそのものだなと、涙が出てきました。先生のすべてが柔道につながっていました。食事も通勤時も授業中もクラブ活動中も睡眠時まで、すべてを柔道に捧げていたことを痛感致します。

また、高校二年の終わりに、初めて巴投げを教わってから、自分の得意技の一番になりました。おかげさまで、この技でずいぶん勝利を得ることができています。これからも更に磨きをかけて、絶対一本の取れる技に仕上げて行こうと誓いました。

この日は、久しぶりに奈良大付属高校柔道部のOB達が集まり、監督交代してからなかなかOB会も開催していなっかとので、本当に久しぶりでした。新大宮駅そばの「焼き鳥 一番」で先生に献杯させていただきました。

今まで、ありがとうございました。失礼致します。



 

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