2016年4月29日金曜日

平成28年度 全国高段者大会

 昨日、講道館にて全国高段者柔道大会があり参加してきました。9回目の出場になりましたが、初めて相手が欠席という事態を体験しました。

会場では、何回も自分の名前が放送されていたようですが、そんなことはつゆ知らず、知り合いの試合の応援に没頭していました。しばらくしてから、大会本部の向井先生のところに伺うと
相手が決定したとのこと。

4歳若い60Kgの先生と。しかし、いざ戦ってみると身長も体重も自分よりあると感じました。組んだ瞬間、相四つとわかり、すぐに攻め方をシュミレーションしました。

まずは、背負いフェイントで小内刈り。しっかり投げたのですが、副審の1人しかポイントを示さずノースコア。次に足技フェイントからの巴投げ。100点の入りでしたが、手を付かれてこれもノースコア。

最後は、本当はこれはやりたくはなかった技ですが、相手の内股を返す方法。いわゆるすくい投げ。相手に有利に組ませて少し頭を下げると、やってきました、内股。2度は無いチャンスです。しっかりと相手を抱えて相手の足を外して投げに行くと「一本」のコール。

何とか勝つことが出来ましたが、自分の会場の技術優秀賞を決める審査員に埼玉県の中島会長がおられましたので、試合後、挨拶をさせてもらいましたが、「本当は反則だけどね!」っと言われてしまいました。

講道館ルールのため勝利でしたが、国際規定なら即、反則負けです。日ごろからもっと稽古を積まないと駄目ってことですね。明日から、しっかりやって行こうかと思います。

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